今回はついに購入した液タブ ワコム Cintiq16を4か月ほど使用してみた感想を書きたいと思います。
※これが今回初めての液タブ購入の為、他機種との比較は行いません
純粋にCintiq16を使用してみた感想になりますのでご了承ください。
目次
液タブを購入しようと思ったきっかけ
まず私が液タブを購入しようと思ったきっかけはイラストに対するモチベーションアップと純粋に自分への投資です
本当はもう少しイラストの練習を続けることができたら購入しようと思っていたのですが
もし続けることができたらっていう考えだとまるでどうせ続かないと自分で決めつけてるみたいじゃないですか
というわけでどうせ後から買うつもりなら今買ったほうがモチベーションアップにつながるし、環境をよくすることでイラスト練習の効率も上がると判断してさっさと買ってしまいました。
液タブが到着!
というわけで液タブを注文して4月の始めに到着しました!
購入したのはタイトルのとおりワコムさんのCintiq16です。
値段は大体7万4000円ほどでした。
非常にコスパのいい液タブと言われています。
まだ液タブについて全然調べていなかった頃はとにかく値段が高いというイメージがあったのでこの値段で国内メーカーであるワコムさんの液タブを購入できたのでは良かったです。
ちなみに私はビックカメラ.comで購入しました
アマゾンよりも割高ですが、ポイントを考慮すると実質大差はなかったので納期の早かったビックカメラ.comで購入しました
ワコム Cintiq16を選んだ理由
私が数ある液タブの中からワコムCintiq16を選んだ理由はすごく単純で初めての液タブだからとりあえずなじみのある国内メーカーの物を買いたいという理由からでした。
全然参考にならなくてすみません^^;
探せば外国製の安い物もたくさんあったのですが、ここは多少高くついても良い物を買いたいと思いました。
あともう一つの理由としてはもともと板タブを使用していたのですがそれがワコムさんの
intuosだったからです。
おかげでショートカットの設定なども共通の物が多くスムーズにできました。
今ワコム製の板タブを持っているという方は初期設定の面では少し楽かもしれませんね。
開封!
では前置きは置いておいてさっそく開封
おお~!
やっぱり大物の機器の開封はテンションが上がりますね
中に入っていたものは
・Cintiq16本体
・Wacom Pro Pen 2
・ACアダプタ
・3分岐ケーブル
あとなんとペンの替え芯がついてました。
これは助かる…
本体のペンホルダーに収納出来ていい感じです。
※このCintiq16はHDMIとUSBの両方をPCに繋がないといけない為、購入する前に自分のPCにHDMIとUSB差込口があるのを確認しておいてください。
ちなみ私のパソコンは残念ながらHDMIがついていなかったのでHDMI付きのマルチハブを一緒に購入しました。
意外と高かった…。HDMI付きだとこのくらいの値段になっちゃうんでしょうか
ちなみに購入したハブはこちら
こちらメインの端子がUSBtype-Cになっており、USBとHDMIの両方が付いているものになります。
実は私のPCにはのUSB3.0が2つ、USB type-Cが2つ付いているのですがUSB3.0のうち1つがマウス用、もう一つは時々使うので空けておきたかった為
使い道が特になかったtype-Cの物があったのでちょうどよかったです。
というわけでさっそく接続作業に移りました。
3分岐ケーブルの一本になっている方をCintiq16本体に差し込みます。
差し込み口にカバーが付いているので少しすっきりした印象にできます。
今度は3分岐している側のケーブルを繋ぎます。
こんな感じで1本の配線からUSB、HDMI、電源の3本に分岐しています。
USBとHDMIはPCに接続
電源ケーブルは別になっていたACアダプターを繋いでコンセントに差します。
それではさっそく起動
ドライバのインストールなど初期設定を終わらせてクリスタを開いてみました。
おお~!
付けた瞬間は感動しますね^^
実際の使用感は?
それではここからは4か月ほど使った感想も踏まえてレビューしていきたいと思います。
良かった点
①大幅な効率アップ
正直これは人の好みによると思います。
以前までは板タブを使用しており、一応扱えるようにはなったのですがどうも描きづらい感覚があり、そのせいでイラストに取り組むのが億劫になっていました。
でも液タブにしてからは実際に紙に描くのと同じ感覚で直感的に描けるのがめちゃくちゃいいです。
なんか絵を描いてる!で感じがしてやりがいがあります。
②慣れるまで時間が掛からない
板タブだとどうしても画面を見ながら手元の板タブで線を引くという形になるので今までアナログで描いていた人からすると慣れるまで時間が掛かると思います。
しかし、液タブならば先ほど言ったように紙に描くのと同じように描けるので慣れるまであまり時間がかかりません
良くない点
①スペースをとる
私が使っていた板タブは小さいものだったのでそこまでスペースには困らなかったのですが、液タブだと大きいサイズの物が多く、少々スペースをとるのでやりづらい部分はあります。
私はテーブルの上にノートPCと液タブを置いて作業しているのですが、おかげでご飯を食べるスペースがめっちゃ狭いです。
PCデスク買おうかな…
②配線が多い
他のメーカーさんの物はどうか分かりませんが先ほど説明したように、このCintiq16は電源、USB、HDMIの3本のケーブルを繋がなければなりません。
その為、ケーブル周りがごちゃごちゃになりやすいです、せめて3本ともPCに繋がるケーブルならまだ整理ができたのですが、1本だけコンセントに繋がなければならないのが厄介ですね。
電源は仕方ありませんが、せめてPCに繋がる部分だけでも今後無線化してくれたらうれしいですね。
保護フィルムは必要?
実は私は液タブに保護フィルムを張っていません。
紙の描きご心地に近いペーパーライクフィルムという物があるようでしたが、調べたらペン先が摩耗しやすくなるという情報があったので今回は購入しませんでした。
とりあえず保護フィルム無しで4か月ほど使用していますが細かいものも含めてまったく傷が付いていません。
ちなみ1日あたりの使用時間は平均2~3時間ほどでほぼ毎日使っていました。
とりあえず保護フィルム無しでもそこまで心配する必要はないようです。
まあそれでもぺーパーライクフィルムの描き心地は少し気になるのでそのうちお金に余裕ができたら試しに買ってみようかなと思っています。
まとめ
総括するととても満足です。
板タブではどうにか描けるようにはなったのですが、やはり絵を描いているという感覚が余りなく、絵を描くのにストレスがかかることもありました。
しかし液タブに変えてからは絵を描く楽しさを取り戻すことができ、イラスト制作に費やす時間も増えました。
液タブ購入を悩んでいる方の少しでも参考になれば幸いです。